インベス豚です。
私はMSCIコクサイに連動した、eMAXIS Slim先進国株式を毎月購入しています。
購入している割合として、MSCIコクサイが82%を占めております。
MSCIコクサイを選んだ理由
日本を除く先進国株式全体に投資したいからです。
日本を除く理由
- 日本企業に属しているため、日本株市場が上昇することで何かしら恩恵は受けると考えていたこと
- 私が投資を始めた2017年は、日本株市場は微妙だったこと
から、日本を除いた地域に投資しました。
先進国株全体に絞った理由
- 新興国株が成長することで、先進国株も成長すると考えたこと
- 2017年は米国株が一番高い成長率だったが、今後数十年間米国一強は疑問視していたこと
- 米国一強は疑問視していたが、強いことには違いないので米国の割合を高くしたいこと
から、先進国株全体に絞りました。
新興国株が成長すると先進国株が成長する?
今の新興国には先進国企業が多く入り込んでいるので、新興国の成長に伴い先進国企業も潤うことが予想されます。
また新興国は戦争や政治といったリスクが高く、株価の変動幅が高いと感じています。
そこで、現在は新興国株ではなく、先進国株を主に購入しています。
ニッセイ外国株(MSCIコクサイ)とニッセイ新興国(MSCI エマージング)の基準価額を比べると、少なくとも2017年以降は新興国株に比べて先進国株の成長が高いことがわかりますね。
もちろん今後も同じ状況が続くかはわかりませんが。
その他インデックスの比較もしておりますので、ご興味あればこちらの記事もチェックください。
MSCIコクサイインデックスの概要
ニッセイアセットマネジメント株式会社HPに、MSCIコクサイインデックスのわかりやすい説明がありました。
2017年以前のデータとなりますので、現在とは違う箇所もありますが、見ていきたいと思います。
対象国数・対象地域
先進国22カ国の大・中型株が対象です。
「MSCIコクサイ・インデックス」は、日本を除く先進国の株価動向を示す代表的なインデックスです。日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株を構成銘柄の対象としており、時価総額でみて市場の約85%をカバーしています。
https://www.nam.co.jp/education/handbook/idx02.html
浮動株※ベースの時価総額加重平均で算出されており、組入銘柄の見直しは2月、5月、8月、11月末の四半期に一度実施されます。
MSCIコクサイインデックスの構成比率
アメリカが65%と高い割合を占めており、先進国株と言いつつアメリカを半分以上保有していることになります。
次点はイギリスとなりますが、7.3%と低い割合ですね。
https://www.nam.co.jp/education/handbook/idx02.html
構成比率上位10銘柄の比較
この10年で、上位10銘柄が変わってきています。
S&P500の上位で見た名前がたくさんあります。
時価総額加重平均で比率を設定しているので当たり前ですが。
https://www.nam.co.jp/education/handbook/idx02.html
リスク・リターンの比較
”外国株式”と記載されているのが、MSCIコクサイインデックスです。
2012年12月末〜2017年12月末を切り出すと、外国株式よりもTOPIX、日経平均がリターンが高いのですね。
外国株式が高い印象を持っていたので少し意外でした。
2007年12月末〜2017年12月末を切り出すと、外国株式はTOPIXよりもリターンは高いものの、日経平均よりも低い結果となっています。
https://www.nam.co.jp/education/handbook/idx02.html